色々ログ4、「魔人にパンツを履かせよう」


※酷い下ネタなのでご注意下さい。

パンツがなくても恥ずかしくないもん!


「さぁネウロっ! 今日こそこの中から選んで貰うわよ!!」
「ム、ボクサーにトランクスに白プリーフに……先生っ、ついにその淫乱で貧相な身体を欲求不満で持て余す余りに、ついにアバズレから下着ドロにまで落ちぶれて……」
「落ちぶれてないっ! 全くもう人聞きの悪い……あんたの為に(吾代さんが)買って来たんじゃんっ。あんたが、その……隠さないから」
「隠す? あぁ…貴様の食欲に溺れた恥ずかしい顔をか」
「違うっ! てかパンツ被せんなアホっ! 変態仮面かっ」
「おや……てっきりこういうプレイがしたくて盗ったのかと」
「だーかーらー盗ってないって言ってんでしょ! 二枚目を被せようとすんな!!」
「そうだったな、貴様はコレでなくこの中身に興奮を覚えるのだったな。どれ……」
「どれ……じゃないっ! ヤレヤレって顔で脱ぐなっ。だーかーらぁ、年がら年中ぶらぶらしてるソレを隠せって言ってんのっ!!」
「ム、ぶらぶらもしてないだろう。常にまっすぐ」
「ま、まぁそれはそう……かなぁ。私が見る時は大抵たって……」
「キャッ、先生ったら卑猥っ。そんなじろじろみないでくださいっ」
「って何言わすのよっ!! てか見せつけるなバーカバーカ変態っ!」
「何だ、てっきり見せつけられて興奮してるのかと思って過剰にサービスして……」
「いらん! そんなサービス要らないから今日から規制してくださいお願いします……好きなの買ってあげるから……目のやり場に困るし、いつばれるか気が気でないし……」
「大丈夫だ、貴様の命令だとちゃんと答える」
「それが嫌なんだってば!! あんたこの前もなんか…プレイの一環とか……そういうこと……」
「まぁ、貴様が男の下半身を凝視しては涎を垂らして興奮する性癖の持ち主なのは置いておき……」
「そんな性癖持ってないっ! 持ってないもん……ほんと……そんなはずは…」
「ぶっちゃけ我が輩、この布切れの意味が未だ見いだせないのだ……ヤコ、これは結局どういう用途の物なのだ?」
「え、説明したら履いてくれるの?」
「まぁ……理解が及び、納得すればな」
「分かった! あのね、人にとっての下着っていうのはね、身体の大事なトコや弱いトコを守る為に履くものなの」
「身体の大事なトコや弱いトコ……フム我が輩には無縁だな」
「いやさ、強度の問題もあるけどマナーの問題もあるというか……まぁいいや。とにかく、身体の弱いトコ、ぶつけたり擦ったりしたら痛いでしょ? そういうの防ぐの。あと、そういうトコって見られるのも恥ずかしいからソレを隠したり」
「なるほど……貴様の貧相な脳味噌に説明を求めた我が輩が馬鹿だった」
「納得したのそこかよ!?」
「言葉で無理ということは実践を願うしかないな……」
「というと……? あ、やっぱいい……言わなくていい」
「実際の着用例とその利点を……見せろ☆」
「うわあああぁ……」

「いい、これがパンツ……って、いつも脱がせてるから分かるか」
「いや……その柄は初めて見た」
「そこかよ! ってまぁいいやもう……ほら、スカートたくしあげたら丸見えでしょ? 履かないとほら、敏感なトコロだからスースーするし、見られると恥ずかしいし……その……」
「何だ、てっきりラッピングの役割かと思っていたが……」
「それじゃ私、ただの痴女じゃん……」
「ソファの前でスカートたくしあげて男に下着を見せつけてる時点で五十歩百歩だろう」
「それはあんたが見せろって……!」
「こうして……」
「ひぅっ」
「片側をかる〜く指で引いて引きちぎっただけで守護の役割を完全に放棄するような布地など、紙切れの包装と代わりないだろうに」
「あっ、あんただけだってば……そういう器用な事出来るのっ……やっ、やだ止めて、ふーってしないでよっ!」
「ほう、会話の吐息だけでこれか。確かに敏感なトコロだな……で、先生? ここは何で大事なトコロなんですか?」
「や、ひろげないでって……えっと、あのね、あの――ところだから……」
「聞こえません。それで、どういうところなんでしょうか? 聞こえるように言って頂かないと――ねぇ?」
「やっ、言うからっ! いうからそんなひっぱっちゃやだっ! じろじろみないでっ、そこ、敏感で、あっ、あか、あかちゃんつくるとこだからッ!」
「ククク……確かに敏感で大切な所だな……だからそこは我が輩にだけ見せておけばいい」
「やっ、だめ、なめちゃやだ! ちゅーしちゃやだぁっ…あんっ、ひあぁっ……!」


おまけ:

「えっと、ここがクロッチで……ここからこう繋がってて、肌触りと一緒に吸水なんかもいい素材を使ってて」
「後ろは?」
「えっと、こんな感じで前より少し高く……見える?」

まだエロとして囲うほどではないはず。


date:2011.08.05



Text by 烏(karasu)